深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

文学だなんて/この領土で・686

大昔、「飢えた子どもの前で文学は役立つのか」との問いが。答えは千差万別、問い自体が状況を反映していた。子は飢えた大人や病んだ人々に置き換えられる。文学は国家にも。今も、役立つはずもないのだが。 ▲『あの樹木まで』(写真)想わず、笑ってしまっ…

お茶を飲みたい/呼吸・89

電車から鬱蒼とした場所が視えた。「退職したら、あこで、お茶を入れて飲みたいな」おそらく、しないのだろうが。もっといい場所があるのだから。そう感じ入ってしまったのは、呼吸をしたかったからだろう。 ▲『東京道・1』(写真)デジカメで遊んだ。 ▲『…

ギブミーチョコ2021/この領土で・685

原爆は黄色い有色人種だから落とされたという話。人体実験であったのだと知れば、「たまらないよな」と。んで、今度はオリンピックが落とされるらしいんだ。相変わらず逃げ場所なんてない。ご自愛ください。 ▲『葉をまとって』(写真)「スゲッ」想わず感じ…

恵み/彼・123

ジミ・ヘンドリックスは、弦の切れる音を音楽にした――。なるほど、巧い物言いだ。相倉久人さんが指摘したように、たった1人で戦争に立ち向かっていった人。ふと想い出す。大雨を恵みとした人々の存在を。 ▲『自転車道』(写真)人がほぼいない。うれしい。…

進化は遠く/身体から・193

ここのところの歴史。産業、それも欲望としての産業で作られてきた。軍需産業も。巨大な病と言わざるを得ないが、そう言い切れるのかと。実際、興味を持つこと自体に暴力が潜んでいるのだから難儀なことだ。 ▲『小道』(写真)見ず知らずの人。スマホで撮影…

分からないことだらけの根底/老道・160

嘘をついたり、病を得たりすることは正常。そうなのだろう。いや、常態であり、当たり前のことだと。この身を、そこからどう剥がしていくのかが、気になっている。自分の奥底が、自分でも分からないときも。 ▲『向こうは夏の気配』(写真)この道を通貨する…

裸足へ/令和四季派・9

夏の気配が濃厚だ。夏に産まれたわたしとしては、やはり愉しい。暑い時季は、人との距離をとるものだが、親和力に満ちているのは、何故だろう。余分なあれこれが溶けてしまうからか。何より裸足の解放感だ。 ▲『合点する』(写真)山林に自由存す。言葉の由…

2つのことが/暮らす愉しみ・15

いつか語り合うことができるだろうか。腹蔵なく、ゲラゲラ笑いながら。飲食をともなって。「愉しい」と言うこともなく、愉しいとき。言葉と食事という2つのことが、3つにも5つにも、なっていくのである。 ▲『語らう木々』(写真)休日は少しでも木々のも…

味わう/食卓慕情・33

出されたのは、丁寧と体感できる食事だった。「滋養があるなあ」と感じながら、静かに美味しさを味わう。「そうか」と。丁寧なだけに、「がんばろう」と感得していたのだった。食の力を実感するばかり──。 ▲『ゴロリ・1』(写真)このベンチと出逢えただけ…

休日、梅雨が来る前に/自転車にのって2021・1

自転車で、のんびりと走っている。ある日、「やってみるか」と。視界から植物が消えないように徘徊を。すると、存外、ラクにできたのだった。「みな、求めているんだなあ」と、あらためて気づいたのである。 ▲『咲いていた』(写真)「ここでしか視られない…

喰われたくない/この領土で・684

とかくこの世は、ばかし合い。ただ、かつては騙され、笑える領域もあったが。そうした要素は消え果ててしまった。喰うか喰われるかばかりが目立つ。ときの最高権力者が、平気で間抜けなことを口にしている。 ▲『気分は忍者な』(写真)自転車徘徊族と化して…

健気/言葉・192

健気――。健やかな気とはいい文字並びだ。心がけがよく、しっかりとしているさま。想う、「騙されるなよ」と。犯罪のプロは平気で騙す。万が一のことがあっても、いつか想い出すさ、健気な奴と出逢って。 ▲『歩く』(写真)歩くことができる。ありがたい。「…

まだまだ視えている/視えない日々に・28

分からないことがあまりに多い。しかし、「あれはダメだ」とは分かる。例えば今の為政者たちの滅茶苦茶ぶり。コロナ禍、人が亡くなっている。人災と言えるだろう領域は、素人のわたしでさえ視えているのだ。 ▲『富士』(写真)雪まみれの富士さま。「ときに…

闇だなんて/令和問わず語り・29

底の浅い、うすっぺらな闇。ときに文学的なときが。無論、悪くないのだと痛感している。底深く、厚いあつい闇の、吐き気さえする事実よりも。お手玉のように浮かせては手でつかみ、その感触を愉しめばいい。 ▲『丹沢方面』(写真)雲。過日、いい味を出して…

何が何やら/この領土で・683

無人化へ進む商業?事実、想わぬ食品の自販機も登場している。ただ、許認可利権をそう簡単には手放すわけもなし。何が何やらの事態は続く。確実に言えることは、相変わらず階層・階級性はあるということだ。 ▲『雨の前』(写真)木がうなだれているようだっ…

生きていく上で/令和問わず語り・28

生きていく上での課題とは、何か? 「われながら、大きく出たな」と想わぬでもない。 が、考えてしまうのだった。 そうして、「やはり」と。 「やはり、どこまでやさしくなれるのかに尽きるのではないのか」と。 ▲『木陰にいられる季節』(写真)いつの間に…

いつ、「中止」と言うのだろう?/この領土で・682

今も、「オリンピックは開催する」と言っている。万の単位の人々をどう、制御するというのか。何より、大切な人々がもし1人でも死んだら?選手はもはや、特攻隊の兵士。そう言ったら、怒られるのだろうが。※いっそ開催すると、どうなるか。 混乱につぐ混乱…

おしゃぶり/この領土で・681

昭和30年代の映画を視た。 男が女に当然の如くさせていた。 タバコを買いに行かせるのである。 驚いてばかりはいられないのは、同様のことが続いているからだ。 おしゃぶりを、いくつになっても手放せない連中か? ▲『野の花』(写真)「きれいだ」そう、感…

生命は守る?/視えない日々に・27

手続きが煩雑でどうする?訓練が大切なときも。もちろん、まずは理解して納得がいく方法も重要だ。が、相変わらず、よく分からないところがあるのだった。何をしたいのだろうか、生命を守る気はあるのかと。 ▲『クレーの方角へ』(写真)太く力のある足もと…

狙われている/身体から・192

胃袋は狙われている――。高度化したポイントカードの事情を知れば、分かることだ。胃袋どころか、家族もまた狙われているのだったが。塵も積もれば山となるどころか、大帝国へ。帝王は何人もいるのだった。 ▲『林』(写真)週に1度は訪れてきた場所。事情が…

人流?/この領土で・680

やっている振りをしても仕方がない。やっていないことが露呈するだけだろう。第一、ウイルスは忖度しないのだ。残念なことだ、腹立たしいことだ、恨めしいことだ。自助・共助は十分してきて公助は今も――。 ▲『影が濃くなる季節へ』(写真)自転車に乗ってい…

底抜けの国で/この領土で・679

聖火ランナーが走る映像を視た。 大人たちの運動会では走らせ、学校のクラブ活動はさせないとは。 どのような深遠は教育的配慮があるのか。 体育会系は苦手だが、それでも酷い話だ。 壊れても壊れても壊れいく。 ▲『月』(写真)歩いているとき。ふと見上げ…

今、刻々と起きていること/この領土で・678

得していたとする。すると、権益を、簡単には手放さないものだ。むしろ、ガードは固くなり、より一層、得しようとするに決まっているのではないか。嫌な話だ。しかし、現実に今、起きていることなのだった。 ▲『がんばれ、婆さん』(写真)自転車を押す高齢…

新聞ガミをめくる/視えない日々に・26

新聞をまだ、とっている。 斜め読みとはいえ、癖となっているのだろうか? 「巧い商売の方法だよなあ」 今のままでは、アウトなのだろうが。 めくったとき、ふと気づく。 「最近、指を、舐めなくなったな」と。 ▲『切り株』(写真)「おっ」人がいなかった。…

歩いてこよう/マザーネイチャー・60

よくいる。 面白くて何をしでかすか、分からない人が。 稀にいる。 なおかつ、賢く、人の痛みに敏感な人が。 薫風の季節、わたしも歩いてこよう、沈黙を守り、ただ立っているだけの木々の清涼さが溢れる場所を。 ▲『たんぽぽ』(写真)「あっ」咲いていたの…

ハイエナたちを忘れない/当世労働者覚書・136

欠落したものがあり過ぎる。 例えばグローバル消費資本主義への視座。 アジアが欠落している場合も。 あらゆるものはポップ化への道を歩まざるを得ない、走らざるを得ない場所だ。 共存法が問われているのだが。 ▲『昭和な』(写真)板張りの家屋。懐かしい…

木々を訪ねるわけ/マザーネイチャー・59

いくつになっても、守られている感覚は大切だろう。だからこそ、ため息が、明日につながる場合もあるのだった。休日は木々のもとへ。守られているという感覚に浸れるからなのか。そうだ、守られに行くのだ。 ▲『自転車道』(写真)この道を走っていた。自転…

まるで/暮らし・65

コロナ禍である。 暮らし自体を工夫していかなければならないのだろう。 合理的に進めなければならないことも多い。 摂生や制約にだって努めるべきだろう。 と記してきて、「戦時下かよ」と想うのではあったが。 ▲『押し寄せる雨水』(写真)大雨の日があっ…

津波に譬える医療従事者も/視えない日々に・25

新型コロナウイルスは強くて素早く、ずる賢いという。 感染して当然と踏んでいる。 たまたま幸運が続いているだけだ。 国からは役立つ科学的知見も届いていない。 できるだけ回避していこうとするだけだなんて。 ▲『さざれ石』(写真)国歌に出てくる石だ。…

「喰えない」ということ/この領土で・677

不安・恐怖の最たることとは何か。「喰えない」ことも入るだろう。だからだ。払拭する考えが生まれない限り、考えたとは言えないところまで来ているのではないのかと。四の五の言うこともない状況下ではと。 ▲『新緑の候』(写真)清々しいとは、このことか…