深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

寒い雨の日に/都市サバイバル・ノート16

丁寧に生きようとする以外、 術を持たぬ人たちと出会えたことが、支え。

アメリカ・アメリカ・アメリカ

オバマ大統領が暗殺されれば、 「やはり…」と私たちは思うだろう。 カサブタがついに乾かず、 悪夢を撒き散らしてきた帝国よ。 おお、草の葉を嗅げ、 森の生活の灯を消すな。 オープン・ロードを示してくれ。

惑星の上で星々を

地球上の67億人をどうにも想像できず、 10人でも多過ぎる会合があると感じた夜半、 むしろ親しきは天の星々。

山海熱/都市サバイバル・ノート15

人山・人海で もまれる日々に、 つと、 山や海で暮らす人々の声が、 腹に響く。

変化/身体から・17

身体は、 刻一刻と同時に、 あちこちで全体的に、 変化をしている。

方法と内容/言葉・7

方法が内容を規定するときもあるし、 内容が方法を選ぶときもある。 方法こそ内容、 内容も方法といった文脈だってあるだろう。 そこで問われているのは、 どこへ向かう方法・内容なのか、といった点だ。

冬の病院

病院の待合室。 高齢の母親を、還暦を超えた息子が、響く声で叱責していた。 注意を促がしている。 ほどなくして、母親からは「ありがとう」のか細い声がもれてきた。 見れば、息子の目からは涙が今にも──。

横着者/都市サバイバル・ノート14

ゴロリと横になり、 最高と最低を眺めれば、 単に左右の事態。

和解後の傷

加齢とともに、 傷つきやすくなるのは、 こわばりなどと和解し、 昔より若く、 みずみずしくなったからでもある。

春よ、来い・2/都市サバイバル・ノート13

生命そのものが喜び、ときめくことを。

遊べや遊べ

世界が難局にあろうとも、 家族に諍いがないだけで、 子どもは子どもでいられる。

転機/都市サバイバル・ノート12

鼻歌が出ればしめたもの。

情報社会

世界一の長命国・日本。 お年寄りの暮らしぶりこそ、発信・受信したい。

壁は語る2009・1

夜から始まる1日もあるさ/組織改革って組織は残すことだろ?/驚いたな、宗教家がまだ悠々と暮らしているだなんて/歴史を拒否した歴史的ビラの声/過程というその都度の結果、結果という過程/便所掃除すっかあ/

還る場所/都市サバイバル・ノート11

生命に、 優劣や善悪、 美醜や損得、 貧富や上下、 ましてや好きや嫌いなど、 一切関係はない。 そこが還っていく場所だ。

中途半端

生きているだけで、 「ありがてえな」と痛感しているくせに、 いざ、死ぬとしたら、 「仕方ねえか」とは、まだ言えぬ。

甘いミルクティー/言葉・6

有史以来、磐石な場所など、どこにもない──。 辛い言葉に、とりあえずの人心地をつけ、 2杯目の熱いミルクティーを、啜りだす。

冬空よ/都市サバイバル・ノート10

冬空に浮かぶ雲は、象や熊、犀へと変幻自在。 ついに龍も現れ、夜には兎が跳ねもする。 冬空よ、生き物をもっと生み出せ。 柵のない広大な動物園を、 しばし楽しませろ。

生存のための技術/都市サバイバル・ノート9

加齢とともに、 生存にとって重要な 食事・運動・睡眠・排泄などに対する 技術は必要とされていくのだろうが、 特別な才能はいらないはずだ。

食事の朝/都市サバイバル・ノート8

朝、目覚め、 ほどなくして、 言葉を交わしつつ、 食事できるところから始まる1日。 幸せだと思ってきた。

体形/身体から・16

一流アスリートたちの水泳体形に柔道体形、 サッカー体形に陸上体形──。 私は、あはは、 堂々たるウサギ小屋体形か。

気遣い

気遣いという 小さな引きこもり。

低人/フール・オン・ザ・ビル2

親しき者との 「低め合う喜び」は、 同時に救いでもある。

比喩のような現実/都市サバイバル・ノート7

信号機が青に変わった。 それでも周囲をうかがい、 素早く渡り終えようとする。

あしたの情・1

幼少より帝王学を学んだはずの二世たち。 その頭の中に餓死はない、明日への不安なども。 無策たる由縁か。

春よ、来い/都市サバイバル・ノート6

家計簿という、 実は分断された経済闘争の日記──。 つけなくてもいい日が来ることを、 夢見る。

黄昏/都市サバイバル・ノート5

すっかり黄昏た。 が、なあに、 都市の上空でさえ、 欠けていたとしても月はニンマリ、 いくつかの星さえ見えている。 悪くないじゃあないか。

さらば、正月/都市サバイバル・ノート4

明日からまた、 私は、私の違和感は受け入れていくだろう。 希望という最後の、 いや、もはや不治の病を抱えつつ。

東京富士山

家族3人連れ立って、 富士山が見える場所まで歩いた。 人生同様、 意味はないし、無意味でもない。 それで一向に平気だ。 手の届く範囲に、 共有できる笑いが生まれているのだから。

もう1つ別のウオーキング/身体から・15

できるだけゆっくりと歩く。 片足から片足へ、 体重移動していることを体感しつつ。 そうして、身体に何が起きてきたのか、 その歴史にも思いを馳せてみる。