2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
丁寧に生きようとする以外、 術を持たぬ人たちと出会えたことが、支え。
オバマ大統領が暗殺されれば、 「やはり…」と私たちは思うだろう。 カサブタがついに乾かず、 悪夢を撒き散らしてきた帝国よ。 おお、草の葉を嗅げ、 森の生活の灯を消すな。 オープン・ロードを示してくれ。
地球上の67億人をどうにも想像できず、 10人でも多過ぎる会合があると感じた夜半、 むしろ親しきは天の星々。
人山・人海で もまれる日々に、 つと、 山や海で暮らす人々の声が、 腹に響く。
身体は、 刻一刻と同時に、 あちこちで全体的に、 変化をしている。
方法が内容を規定するときもあるし、 内容が方法を選ぶときもある。 方法こそ内容、 内容も方法といった文脈だってあるだろう。 そこで問われているのは、 どこへ向かう方法・内容なのか、といった点だ。
病院の待合室。 高齢の母親を、還暦を超えた息子が、響く声で叱責していた。 注意を促がしている。 ほどなくして、母親からは「ありがとう」のか細い声がもれてきた。 見れば、息子の目からは涙が今にも──。
ゴロリと横になり、 最高と最低を眺めれば、 単に左右の事態。
加齢とともに、 傷つきやすくなるのは、 こわばりなどと和解し、 昔より若く、 みずみずしくなったからでもある。
生命そのものが喜び、ときめくことを。
世界が難局にあろうとも、 家族に諍いがないだけで、 子どもは子どもでいられる。
鼻歌が出ればしめたもの。
世界一の長命国・日本。 お年寄りの暮らしぶりこそ、発信・受信したい。
夜から始まる1日もあるさ/組織改革って組織は残すことだろ?/驚いたな、宗教家がまだ悠々と暮らしているだなんて/歴史を拒否した歴史的ビラの声/過程というその都度の結果、結果という過程/便所掃除すっかあ/
生命に、 優劣や善悪、 美醜や損得、 貧富や上下、 ましてや好きや嫌いなど、 一切関係はない。 そこが還っていく場所だ。
生きているだけで、 「ありがてえな」と痛感しているくせに、 いざ、死ぬとしたら、 「仕方ねえか」とは、まだ言えぬ。
有史以来、磐石な場所など、どこにもない──。 辛い言葉に、とりあえずの人心地をつけ、 2杯目の熱いミルクティーを、啜りだす。
冬空に浮かぶ雲は、象や熊、犀へと変幻自在。 ついに龍も現れ、夜には兎が跳ねもする。 冬空よ、生き物をもっと生み出せ。 柵のない広大な動物園を、 しばし楽しませろ。
加齢とともに、 生存にとって重要な 食事・運動・睡眠・排泄などに対する 技術は必要とされていくのだろうが、 特別な才能はいらないはずだ。
朝、目覚め、 ほどなくして、 言葉を交わしつつ、 食事できるところから始まる1日。 幸せだと思ってきた。
一流アスリートたちの水泳体形に柔道体形、 サッカー体形に陸上体形──。 私は、あはは、 堂々たるウサギ小屋体形か。
気遣いという 小さな引きこもり。
親しき者との 「低め合う喜び」は、 同時に救いでもある。
信号機が青に変わった。 それでも周囲をうかがい、 素早く渡り終えようとする。
幼少より帝王学を学んだはずの二世たち。 その頭の中に餓死はない、明日への不安なども。 無策たる由縁か。
家計簿という、 実は分断された経済闘争の日記──。 つけなくてもいい日が来ることを、 夢見る。
すっかり黄昏た。 が、なあに、 都市の上空でさえ、 欠けていたとしても月はニンマリ、 いくつかの星さえ見えている。 悪くないじゃあないか。
明日からまた、 私は、私の違和感は受け入れていくだろう。 希望という最後の、 いや、もはや不治の病を抱えつつ。
家族3人連れ立って、 富士山が見える場所まで歩いた。 人生同様、 意味はないし、無意味でもない。 それで一向に平気だ。 手の届く範囲に、 共有できる笑いが生まれているのだから。
できるだけゆっくりと歩く。 片足から片足へ、 体重移動していることを体感しつつ。 そうして、身体に何が起きてきたのか、 その歴史にも思いを馳せてみる。