欲望に欲情するニッポン・チャチャチャ。
ばらされた年金問題、使途不明の何兆円、オリンピック経費の行方等々、泡を吹きたくなる。
食い物にされている、国民。
沖縄等々に迷惑をかけまくり、なめ切ってもいる。
【気分は学生?/今日も少しだけ】
近場にある大学の連続公開講座へ、チャリを飛ばした。
無料であるところが、ありがたい。
年間テーマは、「仏教における女性」。
www.musashino-u.ac.jp 昨日は1回目で、大谷大学文学部のダシュ・ショバ・ラニ教授による「仏陀と仏母」について。
冒頭、「テーマがテーマだけに、5、6人も集まるだろうか」と。
「不安でした」と話していた。
が、5、60人は参加していたので、まずは感謝の言葉を述べていたのである。
達者な標準語に、ときおり京都弁が混じり、あきさせない。
ジェンダーの立場から、仏教が批判の対象になることも、多々あるという。
ただ、「仏陀が言ったのか、仏教の側が言っているのか、さらに経典に書かれてあることなのかなど、(出所を)明確にしなければ」とも。
静かに語られた最後の言葉は、強いメッセージとなっていた。
「女性は死ぬと、いったん男性にならなければいけない。しかし、女性が女性のまま死ねるようにしなければ」
要は、慣習の愚を突いた形か。
今後は、「女性と修行」、「仏教の女性観」、「海外の女性仏教徒」などの講座も予定されている。
シンポジウム「瞑想の歴史と実践」には期待しているところだ。
なお、日曜講演会も別途、開かれており、失っていた学生気分をかすかに味わうこともできるのだったが^^。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「いろいろあるなあ」】
そうだ、成蹊大学のアジア太平洋研究センターでは、いち早く持続可能な社会目標をテーマとした映画上映などをしていたなと。
監督がやって来て、状況を開示・切開していくような試みも行っていたが、コロナ禍で中止になっているのは残念だ。
元首相は裏口から卒業したとも言われている。
叛・元首相といった文脈の意思表示としか想えない映画上映のときには、拍手がわいていたものである。
いずれにせよ、少子化が進めば、大学の経営も心もとなくなるので、より地域に開かれ、親しまれていったほうがいいのだろう。
そう想う。
そうそう、図書館での映画上映もまた、なかなかの作品を選んでいる。
市報をたまたま見ていて、「へえっ」と出向くようになったのだったが。
佳き日々を。