体感した感覚は、受け継ぐことができないものなのだろう。
事実、今も嫌な戦争は続いている。
もちろん、背景には儲けている軍需産業の巧妙さもあるのだった。
また夏が来る。
通り一遍の、あの戦中話とともに。
【共喰いの領土/今日も少しだけ】
共喰い。
そうした事態は避けたい。
下層階級は、上に向かわない。
さらに下の階級を見つけ出し、果ては作り出し、叩く。
本来なら、互いに共闘すべきなのに。
暮らしていく上でも、演技は生じる。
例えば、小さな嘘。
が、それは一部である。
とはいえ、その一部を忘れては、どうか。
全体さえ見誤ってしまうのだった。
対応が望まれるのである。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「眠ろう」】
今日は早い時間帯に帰宅できた。
眠い。
眠ろう。
佳き日々を。