手品のタネを知れば、「何だ、そんなことだったのか」と。
が、タネを教えられず、見破ることができなければ?
下手をすれば神秘体験となり、ぞっこんになる可能性は高い。
危ない。
手品ではない、現実の話か。
【詐欺師たち/今日も少しだけ】
以前、豊田商事の被害者を救う会の方に、お話をうかがったことがある。
騙すときのメソッドを実演してもらったのだが、クラクラッとしてしまったものだ。
「やべっ」
プロの詐欺師には、かなわない。
嘘だと想ったら、引っかかってみるといいのだが、やめたほうがいいことも、確かだ。
某セクトなど、みな、同じ言葉の運びだったか。
話が始まると、まず否定を。
その後、何とか発語すると、全肯定。
クラクラッとなびいていった連中を、想い出していた。
「きたねえなあ」と。
詐欺師も、組織も。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さぶいっ」】
曇天。
そのうち、雨になるそうだ。
寒さが増すのだろう。
佳き今日を。