深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

歩行ジャンキー?/当世労働者覚書・155

歩いていく。
歩いてきたし、歩いているうえに、歩いていくだろう。
雨の朝も、風の昼も、暗い夜も、働いている限りは。
とりわけ声高に伝えることではない?
いや、今はあるのだったが。
歩き続けたいものだ。

▲『本』(写真)
「何だろう?」
またしても、本が公園のベンチに置かれてあった。
「あはは、いいねえ」

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【「誰か読むのかなあ」と感じていた/今日も少しだけ】
「およみ下さい」の文字。
 そう書かれた紙片とともに、ベンチの上には、5冊の本。

二十四の瞳』で名高い壺井栄氏の『寄るべなき人々』というタイトルには惹かれはしたが、手が伸びなかった。
 雨に打たれてしまっていたからばかりではない。

 それでも、「あっ、そうだったな」と。
 岩波文庫パラフィン紙のカバーとともにあったことを、思い出させてくれたのだった。
「あれ、ジャマだったよなあ」
 しかも、ボロボロに。
 あれ、赤瀬川原平氏いうところのトマソンみたいな^^。

 本を防御するには弱過ぎるし、何より読んでいるときジャマだった。
 不思議な工芸品みたいな^^。

 帰宅して、置かれてあった本の古本価格を見て、「えっ」と。
 それなりに高額だったんである^^。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 今日も眠い。
 よって、翌日になる前に寝たいのだったが。
 はてさて。
 佳き今日を。