深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

木々と陽射し/呼吸・93

吸った息は命を生かしてくれる。
吐いた息はどうかと言えば、帰っては来ない。
しかも、あたりを汚していく?
木々のもと、深呼吸をしながら、礼の1つを。
陽射しにも挨拶をして、いつものように、「さて」と。

▲『半袖』(写真)
自転車道
「あっ」
子どもが賢明に。
視れば、あはは、半袖だった。
「いいぞお、風邪引くなよおっ」

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【無頓着への関心/今日も少しだけ】
 オウム真理教の事件のとき。
 聖無頓着という言葉と接した記憶がある。
「えっ?」

 要は、外界のことなど、歯牙にもかけぬというわけか。
「反動だよね」
 禅などと同様、「そこに追い込まれているんじゃあないのか」と。

 しかし、一方で、「大切なことだよな」とも想ってきた。
 わたしもまた、両極で引き裂かれている。
 もしかすると、両極ではないと感じつつ。

 今や、理解不能なほどの、ニッポン・チャチャチャのあれこれだ。
 反応しない生き延び方。
 大切なことかも知れない。

 ただし、事態を目端でしっかりとらえ、忘れないようにしておく。
 暮らしのために、わが身を売るのは仕方がないと体感しつつ。
「本末転倒は避けなければな」と言い聞かせながらも。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さぶっ」】
 少しだけ、チャリ徘徊をしてきた。
「これからまだ、行くところ、あるしなあ」
 佳き今日を。