「上司がさ」と彼。
「あれこれ嘆いて、ちゃんちゃらおかしいぜ」
立場をわきまえない呑気な戯言と思われても、仕方ないのだろう。
「だから、笑ってやったよ」
思わず、「大丈夫なのかあ?」と聴き返していた。
www.youtube.com【時代は変わる2023/今日も少しだけ】
知り合いから、コメントが来た。
「なるほどなあ」と。
こうだ。
今日食べ物が足りなくて死ぬ人の数を、食べ過ぎで死ぬ人の数が史上初めて上回っている。
感染者の死者数よりも、老衰による死者数の方が多い。
兵士やテロリストや犯罪者に殺害される人を全部合わせても、自ら命を断つ人がその数を凌ぐ。
二十一世紀初期の今、平均的な人間は、旱魃やエボラ出血熱やアルカイダによる攻撃よりも、マクドナルドでの過食がもとで死ぬ可能性の方がはるかに高い。(ホモデウス)
ここで指摘されている事実とどう向き合うのか、を真剣に考えていないのが現在のリベラル左派(?)の致命的な欠点なのでは、、、と。
わたしは返信していた。
こうである。
おぞましい言葉でしかない生活習慣病による死。
自分という他者を殺す自殺。
あるいは、過食による憤死等々。
豊かといえば豊かな領域での死の日常化に、しかも不死の来襲。
人間の輪郭はぼやけ続け、神は質流れし、おまけに死さえ娯楽化しているかのようです。
リベラル左派はもはや、致命的冗談でしかないのかと。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
昨夜。
映画をパソコンで観ながら、眠ってしまっていた。
夜中、どうにかスイッチをオフに。
かくして、今また、画面の前に。
佳き今日を。