深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

いやな感じ2023/病・10

家庭内・外暴力。
巷間言われるトラウマもあるのではと。
いくつかの事態から痛感した。
そも、コミュニケーション不全が直接・間接の原因なのではないか。
人を敬う術さえ身につかない時勢が、長く続いている。

▲『全国的に夕暮れ~っ』(写真)
束の間の情景。
この後、ほどなくして夜に。
休日の愉しみは、夜を迎えられる時間帯の絶景か。

www.youtube.com【3月11日を過ごしていた/今日も少しだけ】
 12年前のことだ。
 職場に電話が入った。

 思わず、「(生きていて)よかったですね」と。
 が、「そうでしょうか」と、か細い声。
 しかし、圧倒的な声だった。
 爾来、福島からの、あの声が消えたことはない。

 当時、島根で、がんを患う友人を見舞い、慌てて帰宅したりもしていた。
 今、わたしにも、さまざまな情報がやって来る。
 達意の文章から、「どすこい」の情報までだ。
 そうして、またしても迎えた3月11日。

 人災に巻き込まれず、生き延びていかれますようにと。
 合掌

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「あはは」】
 チャイムの音色が響いた。
「うん?」
 グルリを見渡す。
「そうかあ」

 午後2時46分。
 疲れをとるための温水プールでの水中歩行をいったん止め、周囲に倣った。
 黙祷の時間だったのである。

 そうした中、耳が遠いうえに、耳栓をしている顔見知りの爺さんが飛び出した。
 誰も泳いでいないことに、これ幸いと、1人、バシャバシャとやり始めていたのである。
 不謹慎にも、笑わざるを得なかった。
 佳き今日を。