深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

桜の時季に/令和四季派・26

ようやく迎えた春3月、みながみな、桜へと視線を向けているのだった。
今年は、格別である。
いや、今年も?
とはいえ、足もとなのに、小さな花たちは、見向きもされていない。
春空だもの、あくびを1つ2つ。

▲『咲いたさいた①』(写真)
トテチテタ。
そう、想わず。

▲『咲いたさいた②』(写真)
桜だらけ――。
そこまで、もう少しか。

www.youtube.com【桜の日々/今日も少しだけ】
 爺さんが、いた。
 桜並木に。

 車椅子に座ったうつむく婆さんに、一生懸命になって、スマホの画面を見せていた。
 すると、婆さんは、素っ頓狂な声を出す。
 明らかに笑顔だとは分かった。

 わたしは、「ああ、そうか」と。
 気づいたのだった。

 首を上げにくくなっている婆さんに、爺さんは、スマホで撮った桜を見せていたのである。

 どうか、今日も、ご無事。

 

【追記/「さてっと」】
 夜。
 賃労働のかつての仲間たちと食事を。
 談論風発
 いやあ、解放っていうのは、いいものだ。

 佳き今日を。