深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

坂の上の/この領土で・791

昔は文字通り、何もなく暮らしていた。
それでも、キャッキャッとやっていたはずだ。
あの貧しさがいいとは言えないが、断言はできない。
上下関係が固定していくばかりの今だから。
坂の上の鎖も視たくはない。

▲『蜘蛛の巣』(写真)
眩しい。
「あっ」
蜘蛛の巣がキラキラと。
「すげえなあ、生きるために働いているぜ」

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【緊張とか/今日も少しだけ】
 緊張している。
 そのときには、分からない。

 緊張がほどけたとき。
 ついに、分かるのだ。
「あっ」と。

 緊張は、悪いことばかりとは限らない。
 事態を体感しているときがあるのだった。

 山上青年は、撃ったとき、何を、どう感じていたのだろう。
 そうして、望んでいたことを成したとき、「やった」だったのか、「やべっ」だったのか。
 事実を知りたい。

 何故か。
 分からない。
 が、知りたいのだった。
 あのわずかの時間の感情の流れを。

 もちろん、それまでの屈託多き人生のことは、決して無視できないけれども。
 それにしても、「どうなんだろうか」と。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 インフルエンザの予防接種を受けてきた。
「大丈夫なんだろうか」

 新型コロナウイルス感染症の5回目の案内も来ていた。
「マジ、大丈夫なんだろうか、訴えた人もいるし」
 佳き今日を。