昔は文字通り、何もなく暮らしていた。
それでも、キャッキャッとやっていたはずだ。
あの貧しさがいいとは言えないが、断言はできない。
上下関係が固定していくばかりの今だから。
坂の上の鎖も視たくはない。
【緊張とか/今日も少しだけ】
緊張している。
そのときには、分からない。
緊張がほどけたとき。
ついに、分かるのだ。
「あっ」と。
緊張は、悪いことばかりとは限らない。
事態を体感しているときがあるのだった。
山上青年は、撃ったとき、何を、どう感じていたのだろう。
そうして、望んでいたことを成したとき、「やった」だったのか、「やべっ」だったのか。
事実を知りたい。
何故か。
分からない。
が、知りたいのだった。
あのわずかの時間の感情の流れを。
もちろん、それまでの屈託多き人生のことは、決して無視できないけれども。
それにしても、「どうなんだろうか」と。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
インフルエンザの予防接種を受けてきた。
「大丈夫なんだろうか」