深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

犬死に/戦争・29・

みな、犬死にしたんだ。
実際、飛行機で突っみ、死んでしまったのだから。
勝つ見込みがあれば?
そんな酷い作戦を実行することもなかった。
せめて、国ではなくて、家族のため、友・恋人のためなら、まだしも。

※50歳代で亡くなった父親は、犬死になど、認めなかっただろう。
 分かる。
 友を失ったのだから。
 が、戦争による死は、犬死にでしかない。
 反戦・非戦、何でもいいが、やめて欲しい。
 これ以上、犬死にを出さないために。

▲『写真集』(写真)
図書館巡礼を。
その折、かつての写真集を見た。
が、何故視るのか、自問自答を久しぶりに。

www.youtube.com【戦争だ、戦争/今日も少しだけ】
■『動くものはすべて殺せ/アメリカ兵はベトナムで何をしたか』(みすず書房)という本がある。

www.msz.co.jp 途中で読むのを止めた。
「いやあ、たまらん」と。
 具合が悪くなる。
 が、現実では、戦争が続いているのだった。
 巧妙に、分かりにくく、一方の場所からの情報発信も、大量に届く。

■友人が伝えてきた。
 こうだ。
「『ジャングルクルーズうってつけの日』という一冊も興味深かったです」
 岩波書店から出ていた。

www.iwanami.co.jp 歴史にとどまらず、今の問題を開示するメディアとして、書籍はある。

■想う。
 一般化をさせてはならないと。
 あくまでも、個別の問題として、どうとらえていくかだ。
 普遍化もまた、茶番のときがあるだろう。

■それにしても、ナチスは残忍なことをした後、帰宅して、音楽を聴いていた云々の話。
 ナチスだけの問題ではないのだったが。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「あらま」】
「もう58年も前なのかあ」
 貼り付けた唄である。
 左に、先日亡くなった方が。
 合掌。
 佳き今日を。