深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

父からの伝言/言葉・230

思春期のころ、父から厳しく言われた。
「人のことを馬鹿というものではない」
口に出さないよう、用心深くなったか。
ただ、アルバイトをするようになったころ、父は言った。
「お前の言うように馬鹿はいるな」

※賃労働の関係者に騙された後のことである。
「信じたほうが、悪い場合もあるな」
 そうも言っていたか。

▲『上へ上へ』(写真)
寒い日だった。
とても。
マル。

www.youtube.com【納得した夜/今日も少しだけ】
 駅の外に出て、気づいた。
「ああ、だからだったのか」

 朝、通勤用リュックのサイドポケットに、折り畳み傘を入れている人たちがいたのだった。
 不思議に感じたが、正解だったのだ。

 歩き出す。
「えっ?」
 雨が降っているのに、痛いほどの寒さではなかったのである。
 むしろ、汗をうっすらとかき始めていた。

「明日、起きたら、夏ならいいな、そしたら、短パンでウヒャヒャだよなあ」
 もちろん、そんなことはないと、わたしでも分かっているのだったが。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 今日は早寝をしよう。
 とはいえ、もう23時を回っているのだったが。

 佳き今日を。