「毎日、退屈」とは、不思議なことだ。
若いころから、そうした感覚がなかった。
要は分からないのだろう。
例えば、同じことを続けていくと、生まれるものもあるのだ。
それだけでも愉しみとなるはずなのだが。
www.youtube.com【合掌した/今日も少しだけ】
昔、話をうかがった方がいる。
二枚目、甘い顔をしていた。
話の途中で、彼は言った。
「わたしは、自殺をしません。
もし死んだら、殺されたと想ってください」
重くはなく、軽くでもなく話していた。
後日のことだ。
亡くなられた。
練炭自殺と報道された記憶がある。
たまげた。
「えっ?」
爾来、練炭自殺と知ると、疑ってかかるようになった。
当然か。
朝日新聞の記者が追いかけていた犯人と想われる人物の中に、練炭自殺をしたケースがあったというのである。
記事を読んだとき、「あっ」と。
怖い世の中だ。
利害のために、人を殺す連中がいるのだった。
戦争ではなくても。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
慌しい休日だった。
「さてっと」
これから、賃労働をば。
佳き今日を。