今夜は遠くの音を聴く、聴こうとする。
何の音がいいだろうかと、しばし愉しむ。
例えば、川の流れる音はどうか。
今でも、惹かれる静寂を際立てる微かな音。
そう想ってから、目を閉じて、川の音を聴いていた。
【「怖いぜ」/今日も少しだけ】
何故、統一きょうだいの批判をしないのか。
そうした素朴な疑問。
大切だろう。
わたしの場合は、どうか?
怖い、そのひと言か。
赤報隊の件で、朝日新聞の記者たちは当然、動いた。
結果、右翼から教えられた、犯人とも想われる人物の目の前に出て行く。
話を聴こうとした。
が、結果的に、逃げられてしまう…。
その人物は、その後、どうなったか。
寺にいたが、練炭自殺していた云々。
まずは、「こええええっ」と。
山上砲が、こうした、とんでもなく恐ろしい事件を暴く、そのとっかかりになればいいのだが。
実は、朝日新聞の記者襲撃に、統一きょうだいの名も挙がっていたという。
が、捜査中止。
長く時間は流れ、元首相の殺害。
「捜査を中止させなければ、死なないで済んだのに」
そう想っている。
いずれにせよ、沈静化を、与党も、統一も、考えてはいるのだろう。
死屍累々、浮かばれぬ仏たち。
そういえば、バーコード頭の首相だった人も、赤報隊に脅されていたというが、彼もまた、統一きょうだいを絶賛していた。
墓場まで持っていったあれこれは、多かったのだろうなと。
ともあれ、権力闘争は当然としても、プロの捜査員や記者が多く動いて、真相が闇の中とは、今も恐ろしいことだ。
つまりだ。
つまり、今、反統一を話している方々が、今後、どうなるのかと。
仮に統一きょうだいをつぶしたとき、それこそ潜っていく連中も懸念される。
それだけに、現状も、この先も、「危険がいっぱいなのかな」と。
結論は、こうだ。
宗教も、宗教もどきも、組織になると怖いものだと。
いや、組織そのものが持つ不治の病はあるのだったが。
どうか、今日も、ご無事で。 【追記/「自分さまだらけだなあ…」】
昨夜はよく眠った。
朝は涼しいというより、肌寒い。
「風邪も引けないよな」
コロナ禍の白眼視。
それにしても、昨日、電車を降りようとすると、動かない若者たちがいた。
そのうちの1人の大きな鞄をどけると、にらんで来た。
(あはは、お病気だぜ)
一瞬、「坊や、ちょっと話があるんだが」と言いたくなったが、こちらはもう、ジジイだ。
(面倒だなあ)
自分さまだらけである。
「すべて資本主義が悪いんです」と言った頓珍漢もいたが、あながち否定はしきれない?
もっとも、それに代わるヴィジョンこそ問題なのだったが。
佳き今日を。