深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

光る洗脳/情報最前線・54

落とし穴はそこかしこに。
帰宅すれば、茶の間のテレビが光りながら洗脳をしてくる。
あれを買え、これを買え。
勝手にのぼせて有頂天なら構わないが、巻き込んでくるのだ。
勘弁して欲しいと、スイッチを切る。

※テレビは、概ね視ない。
 今の技術なら、諸外国の番組を視ることができるはずだ。
 しかし、放映はされない。
 居間には、視えない国境線というわけか。
 最近では、ユーチューブ上の番組を、いくつか視ている。
 役立つ場所はもう、ウェブ上?

▲『枯れ葉』(写真)
東京・吉祥寺。
人気の公園の片隅だ。
平日の夕刻前のことだ。
遠回りして寄ったのだった。
人が少なくて、助かったものだ。
コロナ禍を、気にすることもない。
何よりだったのは、歩きやすかったのである。

▲『雨の日』(写真)
あはは。
誰もいない。
浮かれてフラフラしていたのは、ジジイ見習い1匹。

www.youtube.com

【「あちゃあ」/今日も少しだけ】
 知ったとき、体感した。
「えっ?」

ぞうさん』といった童謡をはじめ、ユーモラスにあふれた詩や哲学的な詩、あるいは発見に満ちた詩等々を発表していた、まど・みちお氏の件だ。

ja.wikipedia.org 何が、「えっ?」か。
 いわゆる戦争協力詩を書いていたのである。

 ご本人は、深く後悔していたようだ。
 結果、全集にも載せたという。
 隠蔽はしなかったのである。
 知っていたことだが、すっかり忘れていたのだった。
 想い出し、「えっ?」と。

 この、「えっ?」という想いは、最近でもいくつかあった。
 例えば、『彼は早稲田で死んだ』樋田毅・著(文藝春秋)で知ったこと。

books.bunshun.jp  スローライフという言葉を広めた、評論家でもある大学人が、昔、セクトにいたという。
 そうして、当時とんでもない暴君ぶりを発揮していたというのだった。

 樋田氏との対談を読んでも、その着地しない言葉に、呆れてしまったのである。
 一般化の愚。
「何だかなあ…」

 女性の割礼問題も描いた『デザート・フラワー』という映画がある。

www.youtube.com  最近、図書館から借りて、視たのだった。
 スーパーモデルとして、人気者になった女性をモデルにしているそうだ。

 ちょっと気になり、ウェブで調べた。
 すると、「あちゃあ」と。
 実は、統一きょうだい絡みの賞を受けていたのである。

 外国のミュージシャンには、信濃町の信者が存外いるものだ。
 それに似て、情報音痴なのかも知れない。
 脇が甘いというか、幻想があるのだろうか?

 最近では、ロックの音楽評論をしている女性が、まさにヘイトスピーチとしての発言を。
 叩かれていた。

 わたし自身は、「ううん、叩き方が気になるな」と感じつつ、「仕方ないべさ」とも。
 信頼していただけに、裏切られたという気持ちになっても、「当然なのかな」と。
 貴重な時間を使って、読んだり、視たり、聴いたりしてきたのだから。
 とはいえ、叩き方に違和感がある。

 ともあれ、知ったからよかったものの、もし知らないままだったら?

 想い出すのは、山上砲である。
 結果、あきらかになった事実に、元総理信者の人々は、どう決着をつけているのだろう?

 メディア上での戯言ならまだいい。
 が、政治の領域ともなれば、別だ。
 暮らしに関わってくるのだから。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「あらま」】
 昨日、夕刻より、図書館から借りた書籍に、DVDまみれ。
 気づけば、朝方の時間。
 暗くて、気づかなかった。
 まだまだ冬である。 
 佳き今日を。