2016-02-28 錆びていないナイフ/些事の日々・137 父親が残したナイフが出てきた。 何故持っていたのか知る術はなく、捨てる理由もない。 「しまう前に研いでおこうか」 が、幸運なことに、特に使い道があるわけではない。 つまり、研ぎ方も分からないのだった。