2012-10-03 走って向かった/背骨の記憶・2 恐くて、そのくせ懐かしく、丸くなれる場所があった。 原っぱに行けば、出逢えたはずだ。 土埃さえ気にならなかった。 友だちとは走って向かうべき場所。 土管の中、さらに親しくなり、わたしたちは○を知った。