この世でつらいことは、さまざまにある。
飢えと寒さはごめんだ。
真冬、ホースで水をかけるナチスの写真は忘れられない。
最近では、渇きと暑さもまた、つらさに加わってしまった。
氷山が溶け妙なウイルスも?
この世でつらいことは、さまざまにある。
飢えと寒さはごめんだ。
真冬、ホースで水をかけるナチスの写真は忘れられない。
最近では、渇きと暑さもまた、つらさに加わってしまった。
氷山が溶け妙なウイルスも?
坂道を上がるのは、つらいもの。
だから、身軽になろうと、物を削っていく。
下りていくとき、気づいてしまう。
「あっ、あれがあればなあ」
しかも、無防備になっているので、こけやすくもなっているのだった。
大雨になっていた。
都合よく木々がうかがえたので、即、逃げ込む。
「助かったぜ」
木々は雨で潤い、避難場所になったのである。
「あっ」と感じていたのは、そうした関係が今も、切実に求められているからだ。
安心を得るには、まずお金か。
信頼できる友の存在との声も。
想う、未来のコミュニティーとうまくやれそうなら安心だよと。
倫理を体現する善人は死にやすい?
それではだめなのだ、志のある人が残らなければ。
何故、東京に人々は集まるのか。
口利き社会だからとか。
「よろしくお願いします」で賃労働が花開く?
新型コロナウイルスから何を学ぶのか。
明日への、いや、今へのヴィジョンでなければ、収穫は得られない。
中にはあるのだ、威張って、いい気分になるケースが。
論破して得意がる場合も。
被害を被り屈託を抱える自分、それを見ている自分。
見ている自分は、熱を持っているが、冷めている。
威張るな、論破するなと。
本を率先して読み始めたのは、いつか。
一応想い出せる。
何故読もうとしたのかも。
忍者ごっこをしていて塀から飛び降り骨折、入院したからだ。
何の関係もない不幸な少年少女の物語に、夢中になったのである。
怠けているのと、楽をしているのとでは違うとか。
確かに。
前者には努力がなく、後者には弛緩がない。
ふと、病を得て、馘首、恋を失っていった男を想い出す。
踏んだり蹴ったりの中、まずの日銭確保が基本か。
あまり言葉は発しない。
が、雄弁だなと。
そう感じさせる彼といれば、リラックスできるのだ。
彼は、今までにしたことではなく、今後しようとしていることが重要と知っている。
自己表現には興味はないという。
「腹もたるんだし、颯爽と歩けない」と彼。
「目やにだって出るし、歯はボロボロ」
だから、「夏の裸が恥ずかしい」と。
「何だよ、シミだらけの顔をさらしているのに?」と、わたし。
「お互いさま」と苦笑を。