路上で身体ごと引き寄せ呟く。 「後はもうただ生きていけばいいさ」 飛び込みも逃げもせず微かに動く派手な口紅。 「そう言うと思った」 適当な唄があるはずもなく、だが耳元で歌い始める。 俺たちは歩き出す。
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