気づく、出逢ったと。 互いが互いの疾風となったのだ。 お前がおれに、おれがお前に入り込み、ついにおれたちへと出て行った。 薔薇に潜む沼地、夜に逃げた香気も発生させて。 理解したのは無論、後刻のことだ。
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