「不思議だ」 街の四つ角を曲がったとき、ふと体感してしまっていた。 だから、言葉にして脳内で呟いていたのだ。 「実に不思議だ、今も立って歩いているぞ」 おまけに鞄を持ち、陽射しさえ浴びていたのだった。
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