2009-09-06 遠い秋の記憶 校庭で私を見つけた顔見知り。 血相を変え、走ってきた。不吉な予感も走る。 目の前で息を整え、彼は言う。「夏休み、終わっちゃったね」 手元のボールを手渡す。キャッチボールを始めた。 友達と。