2012-03-10 出掛けに/些事の日々・57 「何だか春の陽気だね」との声を契機にマフラーを外す。 「まだ青い感じだな」 その呟きの途端、目と目が合い苦笑を。 『方法としての青春』という言葉さえ遠く、たまには夜の散歩をと腰を上げていたのだった。