2012-06-25 窓は開け放たれて/些事の日々・73 休日早朝、集合住宅前の広場にいた。 いくつかの目覚まし時計の音が届く。 くだけていて親しみやすい囁きから遠い、金切り声? 「そういう季節になったのか」 窓へ向けて、「お疲れさま」と、朝から呟く。