2012-10-17 どうもスミマセン/この領土で・12 記憶を失っていることに気づく。 輪郭に触れただけでも、アルコールの臭いが立ち込めてくる。 鼓膜を破壊したくなる衝動のようなもの。 耳を閉じて、腰を上げる朝。 悪霊の誠実が、月さえ奪うことも眺めている。