2015-05-20 寓話/マザーネイチャー・12 有名ではない、よく見かける1本の木の前へ立つ。 長く生きてきた老木。 涙が出て来そうになる。 ただただ立ち続ける木が泣いていたからだ。 「登ってくる者がいなくなってしまった」と話しかけられたのである。