2016-06-11 自らに/些事の日々・175 「分類も分析も、ましてや分別もねえ」 そう、話し掛けた。 「では、何がいい?」 少しためらいながら、「屈託のない笑顔が、やっぱさ、いいよ」と。 そうして、「ただし、暴れるほどの」と付け加えたのである。