2016-06-13 出張へ/当世労働者覚書・55 車窓から美しい風景がうかがえた。 が、視線の向かう先は安普請のアパート。 「あそこなら、わが家にできるなあ」 地元のスーパーで買い物をして、公園でひと息、入れるのだろう。 今同様、寛ぎを切望しながら。