2016-09-18 わたしは待っている/些事の日々・193 酒場で腰をかけ、「ふう」と。 20分ほど遅れるとのメールが入ったばかりだった。 生ビールに口をつけ出す。 ふいに周囲の、とどのつまりは愚痴か自慢話が脳髄に響き渡る。 グイと呑み干すばかりの、夜の9時。