2018-11-18 昼月の幸福2018/月下の貧乏人・53 曇天にも関わらず、明るい。 イチョウの並木が色づき始めていたのである。 やはり、見上げた。 すると、昼月がうっすらとうかがえたのである。 利害とは無縁なのに、何だかとても得したような気分になっていた。