久しぶりに訪ねた部屋、壁に埃の積もる子ども服。 他には何も、そう、何もない。 重い哀しさを嗅ぐ。 外では花が踏み潰されていたが、艶やかさは息づくばかり、なおも。 呟く、「生きているさ、生きていくさ」。
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