帰宅時、駅から歩き始めた。 夜空に月が浮かぶが、雲で尻も隠す。 「雨になるのかな」 鞄の中、空の弁当箱が微かに鳴っていた。 その拍子に合わせて歩けばリズムは早まり、階上のわが家からの灯りはもう目前に。
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