夜の森の中、ランプを消せば、自分の胸元さえ見えなかった。 この国のようだ、そう苦笑を。 唄を口ずさみ、瞼を閉じれば、やはり漆黒の闇だ。 ただ、ほんのりと温かみが。 明るい兆しさえ覚える暗さなのだった。
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