夜、薪を静かにくべた。 「もう逢えないんだ」 弾ける音がして、気づく、いない者として出逢い直すしかないのだと。 グルリはやけに明るく、おれは夜空へ届く火のダンスを見つめていた。 言葉はとうに手放して。
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