夜遅く川原に。 簡易な音響セットで唄を流し始めた。 足もとには焚き火、手もとには酒。 大音量にしたが、少し離れただけで、もう聴こえない。 川の音が沈黙を誘い、真っ暗闇が唄を体内から発生させるのだった。
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