深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

川原で/唄・49

夜遅く川原に。
簡易な音響セットで唄を流し始めた。
足もとには焚き火、手もとには酒。
大音量にしたが、少し離れただけで、もう聴こえない。
川の音が沈黙を誘い、真っ暗闇が唄を体内から発生させるのだった。