犬を殺す映像を視てしまった。 棒で叩けば一瞬だけ悲鳴が響き、皮を剥ぐ中年男の手には血。 食べるのだろうか、どうするのだろうか。 胸くそが悪くなり、映像は止めた。 あの犬はわたしなのだと、つくづく――。
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