2011-06-03 天下の太極拳野郎・4/都市サバイバル・ノート174 平日の公園で、独り、太極拳を舞い始めた。 すこぶる気持ちがよい。 ほどなく、「どうして視えないのか」と不吉な思いを抱く。 「地にも潜る物質が漂っているというのに」 空は阿呆の如く、青くて広いまま――。