深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

桜の木の下には肢体/地声で・16

桜を愛でたとき、身心は春空も体感していた。
気づけば形を変えている雲もまた。
息を引き取るまで繰り返される呼吸は平静だが、上気するのは何故?
季節の証は変化、桜よ、それでもしばし、人懐っこい春を舞え。