2012-04-20 ついには耳鳴りのよう/些事の日々・69 大集団が渇望する美談のバトンリレー自体、醜聞。 押しつけが命を蝕む。 そうした折、日々の汚泥から漏れてくる魂の痕跡。 細く曲がりくねっていて小さい声が耳に痛い。 だが、耳を傾ける、澄ます、預けてゆく。