2013-06-28 忘却/身体から・76 忘れてゆく、どんどん、そう、どんどん。 そのくせ、今が十全というわけでもないあたりが、なになのかと。 実に、なになのか。 胡坐をかき、窓の外を眺めれば曇天といった按配。 だが、手を打ったわけではない。