えっ、寂しくないだって?
どうしてさ。
この時勢だ、寂しくて当然、むしろそうでないというのは、危険なのでは?
無論、わたしにしろ、群れるつもりはないのだが。
が、寂しい日々であることは認めているんだよ。
【戦争が始まっている/今日も少しだけ】
学生時代の友人から、メールが来た。
こうだ。
この1週間、プーチン詣でをする各国首脳を見ていて、ふと1938(昭和13)年9月の英チェンバレン首相と、ヒトラーの会談が頭によぎりました。
あの会談で、世界大戦が1年先延ばしとなり、英国は戦備増強ができたとの評価もあるようですが、しかし、その間にオーストリア、チェコ併合、ポーランド侵攻を許し、障がい者とユダヤ人の大量虐殺を招くこととなりました。
同様のことが、いま、ウクライナで行われています。
ジョー・バイデンは、「21世紀のチェンバレンだ」と見立てる人もいるようですが、今回は、目前の大統領選で手柄を立てたかったマクロンも加えるべきかもしれません。
いずれにせよ、欧米は派兵せず、吠えるだけと見切った風珍が、ヒトラー同様、民族同胞の守護という古典的大義名分を振りかざし、侵攻開始、傀儡政権樹立のシナリオを実行し始めました。
ちょっと引いた目で見ると、なんだかヤクザの勢力争いの構図のような気もしてきます。
お互いに威嚇をし合い、相手が武力抗争せずと思えば、実力で縄張りをむしりとる…。
で、結局は、天安門事件のように、ほとぼりが覚めたころを見計らい、大国同士で手打ちする。
世界経済を救うためとかなんとか理由をあげて──。
非力な一般市民は、どんなに血を流しても、国家の損得勘定の前では関係なしということになるのではと、危惧しています。
さらに、米国退潮必至の状況は、アジアにも波及し、中共による台湾併合が現実味を帯びてきました。
もうすでに、オバマのときに、「世界の警察」辞退を声明していたのです。
となると、米国命の番犬としては、吠えるだけでは威嚇できずとなって、代紋としてふさわしい軍備増強という流れにゆく可能性も出てきます。
そうなると、晋三一派待望の「防衛省から国防省」へ格上げし、堂々と航空母艦を建造して、さらには核保有国となり、大日本帝国再建を果たすといったことにもなりかねません。
もっとも、そこまでは米国も許さないとは思うのですが。
しかし、そうした流れを生み出したのが、今回のロシア・ベラルーシ連合軍のウクライナ侵攻なのだという妄想を描いてしまいました。
妄想であればいいのですが。
――以上だ。
ちなみに、わたしは、こうも返信した。
軍隊を持てだの、憲法改正だのと、阿呆ども。
しかし、敗戦国は核は持てないのにねえ。
すると、次のような返信が来た。
どうでしょうか?
番犬の効力をあげるためという名目があれば、限定的(?)核保有国、あるいは米核保有国として、存在意義を誇示できるようになるのかも。
それからもう1つ。
国防省格上げの際には、安全保障を名目に内調待望の内務省創設(復活?)もあるかもね。
となると、当然特高も復活するでしょう(くわばらくわばら)。
いずれにせよ、「米国の力はもう期待できない」、「神風の国、勝手にのぼせて、なにかしらするかもなあ」と。
要は、「最悪の事態の想定が原則だな」というわけである。
【追記/「ロシアへ行けばいいのに」】
デイブ・スペクター氏が書いていた。
こうである。
今、最も「NHKをぶっ壊す」を実践しているのは会長だという噂です(業界関係者)
座布団か。
巧い。
それにしても、前々の首相、小走りで、擦り寄り、その後、「ウラジミール云々」と。
今からロシアへ飛び、和解工作を何故、しないのだろう?
その他、諸々の手合いも。
佳き日々を。