深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

「さようなら」/令和四季派・1

いつかまた、「さようなら」と伝えるときが来るのだろう。
伝える相手は地球。
ふいに、そのときのことを想い洗顔をしていた。
「今日も雨降りか」
叩きつけるほどではなかったが、厄介と郷愁とが去来していた。

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