ひたすら助けを乞う人がいた。 ついに駆けつける人も。 両者に、 “自分”なぞの介在する余地はあり得ない。 ましてや 善悪などの意識とやらも。 ただただ、 生き延びることだけが命題の、 希求の磁場があるのみだった。
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