抜け道は、決まって狭い。 暖簾をくぐり振り向けば、婆さんが、「この道、恐いね」。 そこにかぶる女将の、「お客さんが入ってくれるわけね」の苦笑。 ゆっくりと背筋を伸ばした婆さん。 「熱いの、1本だけね」
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