冬、顔を上げる。 そうして、夜空を見詰めていく。 宇宙が、ご近所になったかのような気分に。 愉しいような、怖いような、何よりスカッとするかのような。 「人を喰え、取り込むのだ」という声はもう、遠くに。
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