2010-04-16 痛っ!/都市労働者の肖像・2 彼は誠実で実直。 美しい指を持ち、無意識で苛立っている。 自らの心としての息を肩ですることも多い。 社員食堂で昼食を終え、席を立った。 そうして、いつものように、太ももをテーブルの角にぶつけてしまう。