深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

ここにいるよ/ついに娘ネタ・11

娘は、わたしに気づかず、
目の前を、跳ねながら通り過ぎてゆく。
本来はいない時間に、紅葉を眺めるため、
広場のベンチに腰を下ろしていたのだ。
心とは何か、断定できないが、
確かに感じていた、その存在。