2011-12-20 冬の陽だまり/些事の日々・23 帰路、どこからかシチューの匂いが漂ってきた。 腹は満たさぬが、温かい贈り物としての闖入物。 冬の疲れを忘れさせてくれ、何より美味しいことが分かった。 わたしも、見ず知らずの食卓の一員になっていたのだ。